作品
あの丸谷さんが自分自身の体験をふまえ、考え方のコツ、究極の読書法、文章の書き方の極意を具体的かつ実戦的伝授する名講義
歴史・日本語、読書……、多彩なテーマを巡って縦横無尽にくり広げられる座談の楽しみ。ご存じ名コンビの対談の、極めつき傑作選
キスを、豆腐を、はたまた007を論じて、源氏物語からアリストテレスまで古今東西の文学・思想に至る。ご存じ名エッセイの悦楽
なぜ怪獣の名前には「ラ」が付くのか、ブランコが春の季語になった理由……。ハタと膝を打つ謎解きに、思わず快哉を叫ぶ。これぞ名エッセイの楽しみ。ご存じ名調子二十四篇。(鹿島茂)
吉行淳之介、安岡章太郎、丸谷才一——、日本の六人の代表的な作家の小説を、村上春樹が縦横無尽に読み解く。目を洗われる小説論
城山三郎、丸谷才一、中野孝次、向井敏、井上ひさし、出久根達郎など藤沢文学を愛してやまぬ諸氏が綴った魅力の源泉。さらに対話とインタビュー、講演で構成した愛読者必携の書。
日本文学の中心は天皇の恋歌にあり――常識のヴェールをからげると、そこには歴史と文化の真新しい風景が……独創的日本文化論
山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、A・デーケンといった各界の錚々たる人びとと文化、教育、戦争、歴史等々を語りあう奥深い内容の対談集。
漱石、荷風からジョイス、マルケスまで、多様な可能性を秘めた作家論精選。意外な角度から歪つな〈近代〉を浮彫りにする刺激的批評
大新聞社の女性論説委員・南弓子。書いたコラムが思わぬ波紋をよび、政府から左遷の圧力がかかった。家族、恋人、友人を総動員して反撃開始、はたしてその首尾は? (瀬戸川猛資)
我らが「存在の家」、言葉。しかし日本語は戦後、不運な扱いの中に。国語教科書批判、河合塾の入試問題論争など刺激的論考精選集成
光源氏はこのとき「実事あり」? 歌聖・定家の神話を崩すと何が見えるか? 自由闊達な眼で古典を甦らせるスリリングな傑作批評選
井伏、川端から大江、立花、春樹まで、昭和平成の文学星座表。切れ味満点、ユーモアたっぷり、便利至極、批評集ならではの独創編集
歴史、日本語、読書……多彩なテーマを巡って縦横無尽に繰り広げられる座談の楽しみ。二人の名対談からよりすぐりの十一篇を収録
忠臣蔵はなぜかくも日本人の心を打つのか? 目にも鮮やかな謎解きで話題をさらった名作『忠臣藏とは何か』を中心に、丸谷批評真骨頂
十八歳で巨人軍に入団した堀内は開幕から負け知らずの13連勝を記録し、新人王に輝いた。防御率、勝率一位で沢村賞も獲得したエースが引退するまでの半生を描く長篇。(丸谷才一)
たとえばブランコ遊びと女性の関係、たとえばベートーヴェンの風采と面貌など不要不急の難題を論じて人間を知る。エッセイの定番
前田利家はなぜ隻眼の肖像を描かせなかったか? 笹かまぼことてんぷらの関係は? 金沢、長崎、小樽……、日本の八都市を素材に座談の名手二人が贈るオシャベリ都市論。(川本三郎)
現在の日本文学はどこにいるのかを、学識豊かに語ったロングインタヴュー。併せて自作解説や新作短篇を収録した、丸谷才一の世界
藤沢時代小説の魅力の源泉。この作家を愛してやまぬ諸氏が綴る三十篇。さらに対話とインタビュー、年譜等で構成した愛読者必携書
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。