作品
毎年大好評のベスト・エッセイ集も今年で20年目! 阿川佐和子、浅田次郎ほか53人が綴るエッセイは、いずれも個性が光る秀作ぞろい
稀代の書き手である浅田次郎氏は稀代の読み手でもある。そんな氏が「これだけは後世に残したい日本の心」として選んだ名作13篇
露伴、一葉から吉行、三島、水上勉まで。明治以後の日本の小説の中から、宮本輝さんが極私的に選んだ「今読んでほしい」珠玉の十五篇
新選組に関する浅田次郎氏のインタビュー、エッセイ、対談記事から未公開写真まで一挙公開。新選組の魅力に迫る、ファン必読の書
島原の芸妓・糸里は土方歳三に密かに思いを寄せていた。二人の仲を裂こうとする芹沢鴨には、近藤派の粛清の白刃が迫りつつあった……
ペットに死なれた独身OL、不況で死に場所を探す経営者、妻に先立たれた大学教師……。凍てついた心を優しく包む八つの物語——
キャバクラのボーイ、タクトは、新人キャストの花梨がある不思議な力を持つのを知り、その存在を気にかけるが……新世代ミステリー
「死にたぐねえから人を斬るのす」新選組で、ただひとり庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の非業の生涯を描く浅田次郎版「新選組」
子供に恵まれず追い詰められた夫婦は産院に忍びこみ新生児を奪って逃げるが、看護婦に見咎められる。女達の暗い情念を描いた傑作
「金を返して!」ぐうたら男からの取立てで、彼女が気づくこと。類まれなユーモア感覚で選考委員を魅了したオール讀物新人賞受賞作
老舗のオカマバー「銀花」の名物ママが死んだ。葬式に列席して、わかった彼の壮絶な人生。「マダムの咽仏」等心を揺さぶる全八篇
辛い荷役の労働と酒にあけくれる男のもとに転がり込んだ美しい女。互いの心を軋ませながらも癒しのドラマが始まる。表題作他全七篇
「死にたぐはねぇから、人を斬るのす」壬生浪と呼ばれた新選組にあって、ただ一人庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の非業の生涯
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。