作品
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
イタリア人の夫、日本にいる父と母、フランスで知り合ったドイツ人の友達、様々な出会いと人間の生き様を描く珠玉のエッセイ12篇
かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(松山巖)
夏目漱石、太宰治、中原中也、川端康成……文豪たちの、教科書には載らない人間臭い素顔を、文藝春秋創業者・菊池寛が教える。
宮沢賢治や神谷美恵子の、悲しみや離別、孤独についての言葉を読み解き、深い癒しと示唆で日経新聞連載時から反響を呼んだ二十六編。
旅するように生きた須賀敦子。生前から親交のあった著者が、ミラノ、ヴェネツィア、ローマ、東京と足跡をたどり、波乱の一生を描く。
「哲学」は日常の至る処に生きている。作家の須賀敦子や精神科医のV・フランクル、宮澤賢治など14人の生き様から読み解く哲学。
在イタリア三十年の著者が目にしたかの国の魅力溢れる人間たち。忘れえぬ出会いや情景をこのうえない端正な文章で描ききるエッセイ。
吉田健一、ヘミングウェイ、開高健、チャトウィン、大岡昇平……古今東西17人の作家たち。なぜ彼らはこれ程旅を愛し旅を記したのか
ミラノの友人、急逝した夫、芦屋の幼馴染み――回想の数だけ出会いと幸福があった。涙なしに読み進められない一期一会の随筆集
「イタリアにてウェイトレス募集」に応じミラノに単身渡った女性が綴る、とびっきり濃厚で芳醇なエッセイ集。映画のようにドラマティック!
明治の文人から昭和の作家まで既にこの世にない人の書きものを通じ現在を照射する、深い知識と観察眼が冴える珠玉の随筆二十二篇
父や母、また人生の途上に現われ消えていった人びと。その人びとが織りなした様々なドラマは何だったのか。名文で綴る人生の検証
ミラノにあった一軒の風変りな書店。そこに出入りする多彩な人々の肖像を、「女流文学賞」受賞の筆者が流麗な筆致で描きつくした
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