作品
故あって勘定方を追われたしくじり御家人拝郷鏡三郎の許へ、日々持ち込まれる厄介事。今回は色事師も顔負けのふしだら女が現れる
龍馬に信長・秀吉・家康、忠臣蔵から新撰組まで。歴史上のヒーローや悪役はいかにして成り立ったのかを時代小説から読み解く快著
伊三次とお文は伊与太の成長が一番の楽しみ。不破の息子、龍之進は同心見習いとして無頼派の調べに奔走。シリーズも世代替わり
伝説の刀鍛冶・虎徹には壮大な夢があった。己を超える刀を鍛えるべく、命を懸けた男の一代記。時代小説の新分野を切り開く野心作
旧幕時代の複雑な貨幣制度を廃し、統一通貨「円」を立ち上げる。若き日の大隈重信の苦闘を通して、近代国家誕生のドラマを描く
李氏朝鮮の沙器匠(陶工)・季亮。故郷を離れ日本に渡ることを決意した理由は? 中世日本と朝鮮との関わりを斬新な視点で描いた6篇
貸本屋の急死で消えた全十巻の読本『鳥居の赤兵衛』。続きが読みたい私はこの読本に隠された秘密を探るが……。表題作など全八篇
家康の七男にあたる権之丞は小笠原家へ養子に出された。実の親に対する反感から、権之丞はあろうことか大坂城へ入城してしまう
大坂の貧民救済に立ち上がる大塩父子と、それを助ける光武利之。剣豪小説としての魅力も豊かに幕末前夜を活写した会心の歴史小説
殷を滅ぼし、周王朝を全盛に導いた周公旦。後年、亡命を余儀なくされた折、あえて巫呪が盛んな野蛮の国・楚を選んだ意図は何か
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