作品
酒井順子、山田洋次、穂村弘、角田光代、安西水丸、美輪明宏……錚々たる顔ぶれが語る「私のお母さん」。秘話満載のエッセイ集
勇猛とおそれられた示現流開祖・東郷重位の厳しき生きざまを描ききった表題作ほか、示現流達人たちの太刀風を活写した剣豪小説集
未曾有の激戦地で、物量に劣る日本兵が米軍側に多大な損失を与えることができたのはなぜか。日本人の本質を問う、著者渾身の戦記
明治初年、和歌山へやってきた撃剣興行一座の一番の遣い手に挑まれた男の腕の冴えを描いた表題作他7篇。新鮮で骨太な作品ぞろい
幕末から明治。一刀正伝無刀流を開き、勝海舟、西郷隆盛らと親交を重ね、明治天皇の信頼も得た鉄舟の剣の奥義を究めた生涯を描く
家光の密命を受け、諸国を巡り情勢を探り、ためにならぬ者あらば討つ。若き十兵衛の隠密旅と名勝負をドラマチックに描いた七篇
凡夫往生とは? 己にとらわれる心とは? 開祖・親鸞聖人の教義の源流に、熱心な門徒である著者がせまり、判りやすく説き明かす
一刀流の一身不変の極意、親子二代の剛力自慢、盗賊から村人を守る大力他、武芸者の士魂が燃えた瞬間をたどる、真剣勝負の十二篇
太閤秀吉の寵愛を受け、五大老にのぼりつめた白皙の貴公子、秀家の華麗な前半生と懸命な後半生。宇喜多一族の興亡を綴る歴史長篇
慶応三年、瀬戸内海で起こった船の衝突事故。沈んだ海援隊のいろは丸には龍馬が乗船していた。それが紀州藩の不運の始まりだった
秀吉に滅ぼされた鉄砲傭兵集団・紀伊雑賀衆の遺児、孫二郎は、江戸、京都での剣術修行を終え、さらに南蛮の海を目指すのだった
『下天は夢か』『夢のまた夢』に続く「夢」三部作の掉尾。ついに日本六十余州を掌中にした天才治世家、徳川家康の生涯に迫る――
奥州を黄金の国に――。天下を夢見て東北の山河を駆け巡り、おのれの夢の実現のため力の限りを尽した希代の猛将。その栄光と挫折!
おのが才覚で戦乱の世を駆け抜けていった武芸者達のこの一番! 西国の大守から雑兵、盗賊まで剣に捧げた各々の士魂をたどる物語集
幕府の財政を再建し、時代を作り変えた吉宗。前途にはさらなる試練が待ちかまえていた。リーダーのあり方を描いて圧巻の歴史大作
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