作品紹介

女性作家の名随筆アンソロジー第五巻。この巻では川上弘美氏が敬愛する書き手・武田百合子の日記、随筆から厳選。作家・武田泰淳との富士山麓別荘での十年余にわたる生活を綴り、泰淳の死後発表されその研ぎ澄まされた言語感覚に世間が驚愕した『富士日記』からの抜粋と、掌編小説のような逸品が並ぶ『ことばの食卓』から数篇、娘・武田花と遊ぶ日々が綴られた『遊覧日記』『日日雑記』からも数章。夫亡きあとの文章からは「哀しみ」が行間から漂い、自然に泣けてくる名文が続きます。選者による巻頭エッセイと、研究者による解説、略年譜付き。

書評・インタビュー

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担当編集者より
今回は大好評の川上弘美さんの「巻頭エッセイ」が2ページという短さです。理由は、できるだけ多くの武田百合子さんの文章を載せたかったから、とのこと。川上さんが抜粋した『富士日記』は泰淳と百合子の愛の物語になっています。居職の夫のために3食つくり、原稿ができれば郵便局まで届け、東京と別荘の間の移動はすべて自分が運転し……爪の垢を煎じて飲みたいほどの尽くしぶり。泰淳亡き後の随筆からは喪失の哀しみが漂います。(HK)
商品情報
書名(カナ) セイセンジョセイズイヒツシュウ ダイゴカン セイセンジョセイズイヒツシュウ ダイゴカン タケダ ユリコ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 変型
初版奥付日 2012年06月10日
ISBN 978-4-16-640250-2
Cコード 0395

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