単行本
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精選女性随筆集 第十巻 中里恒子 野上彌生子

小池真理子選

  • 定価:本体1,800円+税
  • 発売日:2012年10月10日
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作品紹介

女性作家の名随筆のアンソロジー、第10巻は昭和を代表する女性作家である中里恒子と野上彌生子。選者・小池真理子氏は「時雨の記」で中里文学に惚れ込んだ。今回全随筆を読み「思った通りの人だった」と言っている。あまり出歩かず、家事や園芸にいそしみ読書と数少ない友人との深い交わりを愛しんだ作家の随筆は、読めば読むほど豊かな心持になれる。野上彌生子は軽井沢の山荘での独居を好んだ、というところに小池氏は親近感を持ったという。焦らず弛まず大器晩成の文学者人生を歩んだ人、というイメージの作家だが、小池氏のお薦めは小品「カナリヤ」。戦時下の乏しい食糧事情のなか、よれよれのカナリヤをひきとって育てる話だ。この巻で、今は作品入手のしにくい二人の女性作家の、美しい日本語と深い教養に裏打ちされた思索、暮らしの愉しみ方をぜひ味わってほしい。

書評・インタビュー

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担当編集者より
中里恒子は選者・小池真理子さんが敬愛する作家です。『時雨の記』をはじめ、中里作品を味読してきた小池さんが、今回、随筆をまとめて読んでの感想は「思った通りの人だった」というもの。暮らしの細々としたことを愛しみながらじっくりと創作に向かう作家の姿がしのばれる文章が並びます。野上彌生子は、100年に亙る人生の後半において軽井沢山荘での独居を好んだ人。自然のなかで悠然と小鳥と戯れ、時勢を論じる姿は文人のひとつの理想かもしれません。作家の創作と生活との関係を示唆してくれる随筆集となりました。(KH)
商品情報
書名(カナ) セイセンジョセイズイヒツシュウ ダイジュッカン ナカザトツネコ ノガミヤエコ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判変型 上製 上製カバー装
初版奥付日 2012年10月10日
ISBN 978-4-16-640310-3
Cコード 0395

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