2014.12.10
文庫に初登場が4冊! 12月第1週のベストセラーランキングを更新しました。
『その女アレックス』(ピエール・ルメートル・著)
ミステリ各賞を総なめの『その女アレックス』が1位
『その女アレックス』(ピエール・ルメートル・著)がここにきて文庫セールスランキングの1位を獲得しました。
発売は今年の9月でしたが、その時点では、ランキング5位までには入ってきませんでした。国内外のミステリ各賞を総なめにし初の6冠も達成、ミステリファンの間でも話題になり、12月に来て初の1位を獲得しました。
そのほか、今作で第22弾となる大好評シリーズ『秋山久蔵御用控 島帰り』(藤井邦夫・著)が2位に入りました。シリーズの中には、すでに電子書籍化が済んでいるものも多数あります。こちらもあわせてお楽しみください。3位は『信長の棺』や『秀吉の枷』でおなじみ、加藤 廣さんの『信長の血脈』です。──平手政秀の自害の真の原因は何なのか? 秀頼は淀殿の不倫で生まれた子か? 島原の乱の黒幕は? スリリングな歴史ミステリとなっている本作は文庫オリジナルです。
5位には今回のメールマガジンのプレゼント(12月10日締切)にも選んだ『十津川警部 陰謀は時を超えて』(西村京太郎・著)です。『イニシエーション・ラブ』(乾 くるみ・著)も相変わらずの根強い人気で今回は4位です。