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織田信長に上洛の先をこされた信玄は、焦慮の末ようやく天下号令の野望達成のため待望の西上の大軍を発する……。大長篇三千枚の完結篇。吉川英治賞受賞!
著者にとって青少年時代はとめどもない二日酔であった。そのブルー・マンデーの青春を生きたひとりの青年の自己形成のあとを追い、青春の陰影を詩情あふれる文体で定着させる。
上巻は山本五十六、山下奉文、本間雅晴、東条英機、大西瀧治郎ら十四将星、下巻はマッカーサー、ロンメル、林彪、アイゼンハワー、ヒットラーら十三人の指揮官の個性・機略を考察。
(上を参照)
「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」の八篇を収録。火付盗賊改メ方長官長谷川平蔵の登場。(植草甚一)
群雄割拠の乱世を描いた中国古典『三国志』を語るに著者を措いて人なし。天下制覇を夢みる梟雄謀将が登場して展開する戦国ドラマ
新感覚の時代小説として好評を得たシリーズもこの第七巻をもって、第一期完結となる。本巻も、鬼平の魅力をあますところなく描く