シリーズ一覧
平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎と、日本神話に通じる壮大な世界観をお楽しみ下さい。
第二部
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資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。そこには信じがたい秘密が隠されていた。舞台は東京から、八咫烏たちが住む異界「山内」へ。猿との大戦(『弥栄の烏』)より20年の時を経て、いま再び物語が動き始める。 楽園の烏
2020/09/03[単行本]
第一部
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八咫烏シリーズ外伝集。異世界「山内」の壮大な歴史の中、あの人たちが一方でどんな関係を結び、どんな風に育ち、事件の裏側でなにを思っていたのか。秘めた想い、一生の愛、大粒の涙、永遠の誓い……「恋」の煌めきが胸に迫る! 鮮烈な6篇。 烏百花 蛍の章
2020/09/02[文庫]
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【累計百三十万部の異世界ファンタジー、感動の完結!】八咫烏の一族が支配する異世界・山内は、大猿との最終決戦にいたる。参謀・雪哉の作戦とは。世界の謎が明らかになる完結編! 弥栄の烏
2014年~
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大ヒットシリーズの世界の謎が明らかに 八咫烏シリーズはここから始まった――女子高生・志帆が、故郷の山奥で遭遇したものとは。ついに明らかになる異世界「山内」の秘密。 玉依姫
2016年~
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【大人気八咫烏シリーズ第四弾】人間にかわり八咫烏が支配する世界・山内のエリート武官養成学校で切磋琢磨する少年たちの青春の日々を彩る、冒険、謀略そして友情。 空棺の烏
2015年~
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【八咫烏の世界で繰り広げられる壮大なファンタジー】八咫烏の世界に、危険な薬の被害が続出。その行方を追って旅に出た若宮と雪哉の前に出現したのは人を喰らい尽くす大猿だった……! 黄金の烏
2014年~
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【若宮と少年が挑む朝廷権力争い。人気シリーズ第二弾!】優秀な兄宮を退け日嗣の御子の座に就いた若宮に仕えることになった雪哉。だが周囲は敵だらけ、若宮の命を狙う輩も次々に現れ……。 烏は主を選ばない
2013年~
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【史上最年少松本清張賞受賞作】八咫烏の一族が支配する世界「山内」の世継ぎの后選びを巡る有力貴族の姫君たちの壮絶バトル。壮大な和製ファンタジーの幕が開ける! 烏に単は似合わない
2012年~
電子書籍版
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山内の工芸全般を担う西領では、あらゆる分野の職人が切磋琢磨しながら生活している。登喜司(ときじ)もその一人。彼は死別した父の跡を継いで、貴族の必需品である「鬼火灯籠」を生業としていた。西家の「お抱え」職人だった父との力量の差を痛感し、将来に悩む日々。そんな矢先、皇后・大紫の御前が美しい飾り灯籠を所望していることを知り――。 おにびさく
2021/01/22
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前橋文学館で開かれた企画展「羽の生えた想像力―阿部智里展」に際して制作されたオリジナルブック『阿部智里BOOK』を電子書籍化。松本清張賞受賞時の選評、書き下ろしエッセイなどを収録。 羽の生えた想像力 阿部智里BOOK
2020/09/03
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「八咫烏の平均寿命は?」「山内に温泉はありますか?」読者からの全149の質問に阿部智里さんが丁寧に回答! 山内やキャラクターについての意外な設定がわかるかも。「八咫烏シリーズ」をより楽しむための副読本。 八咫烏シリーズファンブック
2020/09/03
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「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる、異世界ファンタジー。2012年に史上最年少20歳で松本清張賞を受賞してデビューした阿部智里が毎年一冊刊行、2017年『弥栄の烏』で第一部が完結しました。平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎と、日本神話に通じる壮大な世界観をお楽しみ下さい。 合本 八咫烏シリーズ 第一部
2018/05/10
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西家の御曹司として生まれた明留(あける)と、その親友で優秀な近衛・千早(ちはや)の前に現れた、粗末な衣を着た薄汚い若者。名前はシン。なんと千早の最愛の妹・結が、この若者との交際を認めてほしいという。日頃から無口な千早の代わりに、明留は率先して話を聞こうとするのだが、ぶっきらぼうな態度のシンへの印象は悪くなる一方。慌てる明留の傍ら、肝心の千早は「だんまり」を決め込むばかりで……。 ちはやのだんまり
2020/06/22
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楽才を重んじる東領出身の双子・伶と倫。伶は出来の良い弟に内心嫉妬するが、ある時、長琴を見事に奏じて東本家の養女に迎えられた、浮雲と出会ってから倫の様子がおかしくなり……? はるのとこやみ
2020/01/22
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山内の地を四分して統治する四家がひとつ、南家。その当主の娘として生まれた夕蝉は、宗家の若宮に輿入れし皇后となるべく、幼少から厳しい教育をほどこされてきた。しかし、対面した若宮には威厳が感じられず、さらに突然、両親までも喪ってしまい――。第1巻「烏に単は似合わない」以前、あの主要人物の過去が掘り下げられる。 なつのゆうばえ
2019/06/21
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北領風巻郷の郷長一族の末っ子・市柳は、「風巻の虎」と名乗り、同じような年頃の郷民と徒党を組んで遊びまわっていた。将来を決めかねる市柳だったが、立場も年齢も似ている垂氷郷の雪哉が、若宮の側仕えになると聞いて複雑な心境に。そのような中、北領の少年達が一堂に会する武術大会が開催される。 ふゆのことら
2019/01/22
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亡くなった夫に借金が発覚し、二人の幼子を抱えて困窮する環。そんな彼女に「私のところに来るかい?」と声をかけたのは、西本家の次期当主である顕彦だった。言動からは軽薄な印象が漂い、さらには「十八人の妻がいる」という顕彦だが、環は生活のため側室入りを決意する。 あきのあやぎぬ
2018/06/22
電子書籍版(「烏百花」収録作品)
以下はすべて、八咫烏シリーズ外伝『烏百花 蛍の章』に収録されている作品となります
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猿と八咫烏の最終決戦から半年。桜花宮の筆頭女房・真赭の薄のもとに現れた元山内衆・澄尾が彼女に投げかけた衝撃の言葉とは? 一方、南領出身の山内衆・千早と、その妹・結の兄妹関係も変化を迎え……。 (6)わらうひと
2018/05/10
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雪哉が若宮に忠誠を誓ってから二ヶ月。地方の巡啓中に放蕩癖が祟り、食い逃げの濡れ衣を着せられ投獄されてしまった若宮。雪哉は主君の身の潔白を証明できるのか? (5)ゆきやのせみ
2018/05/10
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行方不明になった垂氷郷の郷長の次男・雪哉と三男の雪稚。長男の雪馬と母の梓は必死で彼らを探すが、実は雪哉だけは産みの母が異なり、北家当主の姫君だった。 (4)ふゆきにおもう
2017/07/28
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谷間の女郎宿で生まれたまつは、生まれながらの戸籍を捨て男として官人となる「落女」の道を選ぶ。松韻と名乗りやがて朝廷に上がると、激しくある男と対立し――。 (3)まつばちりて
2018/01/26
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突然、南家当主の姫君の身分を剥奪された墨子。理由も分からないまま両親の死を知らされ、山烏の孤児たちと暮らしていたある日、宗家の若宮がやってくる。 (2)すみのさくら
2017/07/28
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端午の節句で「角落とし」と呼ばれる神事の花形射手を務めた雪哉。その成長ぶりに驚いた桜花宮の筆頭女房・真赭の薄のもとに、思いがけない縁談の話が……。 (1)しのぶひと
2017/07/28