作品
「小説家」になる!&秋の「読切」ミステリー祭
美しく驕慢な女に無条件でひれふす男達の姿は宗教的法悦境にあるかのよう。絢爛な文体と鮮やかな風俗描写、小説の神髄に酔いしれる。
記者会見や授賞式、結婚式などで知られる東京會舘。大正十一年の落成から改装を経ての再開まで、昭和、平成と集った人々を描く長編。
「昭和史」に続き半藤氏が月刊「文藝春秋」の記事を通して平成を語る。半藤氏が選んだ三十二本の記事を全文掲載。平成史の決定版。
中国の古典文学、漢詩の名篇が我われ日本人にもたらした影響とはなにか。文化波及の側面を異常心理学の視点から、縦横無尽に論じる。
文藝春秋の電子書籍約3500点を対象に、2016年1年間全ての電子書店の電子書籍売上を集計した、電子書籍ベスト100です。
数か月の漂流の末にたどり着いた島。彼らを待っていたのは、ロシア帝国内での十年に及ぶ流浪の暮らしだった。映画化された傑作!
子母澤寛、江戸川乱歩、金子光晴、今東光、尾崎士郎、海音寺潮五郎、横溝正史、山本周五郎、井上靖、柴田錬三郎ら13名を家族が語る
世界一の孤独を王貞治と語り、ヨットと山に賭ける男の夢を石原慎太郎と話す。他に作家の五木寛之、井上靖、ベルばらの榛名由梨各氏
風雪の北鎌尾根で凄絶な死を遂げ『氷壁』のモデルとなった松濤明、第二次RCCを創った奥山章……二人を結ぶ女性が語る山の戦後史
月刊「文藝春秋」連載「文士の逸品」の単行本化。森鴎外の双六盤、井上靖の靴等、百十六人の文士たちの愛用品を写真とエピソードで紹介
小林秀雄の毒舌、三島由紀夫の友情、遠藤周作の欝屈……文士たちの知られざる一面を斬新な切り口で鮮やかに甦らせる異色の回想録
少年の頃から憧れていた西域に同行した両氏が、東洋の古い歴史について、民族について、その運命について語り尽くした対談集
八丈島での焚火宴会、「日本SF大賞」の賞金百万円の使い途、好きなマンガの大考察、八ヶ岳で氷の滝登り、チリで聞いた井上靖氏の訃報……反省と野望を語る三十九篇。(沢野ひとし)
コンラッドの『青春』、井上靖の『あすなろ物語』、カミュの『異邦人』等、作家がよるべない青春を共に生きた三十二の名作。自伝的な思い出を込めて語った、優しくて痛切な青春読書案内。
石川達三、立原正秋、向田邦子、子母澤寛、山本周五郎、幸田文、井上靖、十返肇、有馬頼義、今東光、寺山修司。十一人の懐しき人々
鎖国日本に大ロシア帝国の存在を伝えるべく漂民大黒屋光太夫は女帝に謁し、十年後故国に帰る。が、幕府はこれに終身幽閉で酬いた
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