作品
日本はなぜ戦争に負けたのか? 同じような失敗はなぜ今も繰り返されるのか? その謎に答える「地下水脈」という新たな歴史観。
生誕100年を迎えた人気作家・松本清張の複雑で陰影に富んだ作品群を読み解き、作家が生きた時代と作品の持つ意味を明らかにする
明治期の日本でコレラ等と戦った北里と鷗外。「感染症学」を通じて、国民の命を守ることに奔走した二人は、なぜ道を違えたのか。
福澤諭吉、森鷗外、芥川龍之介、三島由紀夫、ヘミングウェイ……天才作家たちに名作執筆をもたらした病理を精神科医が読み解く。
互いに交流する文豪たち。その人生を思いつつ、現代の人気作家がお墓まいり!食事処やお墓の地図ありの楽しいガイド。
酒癖の悪さで「妻殺し」の汚名を被る元勲総理。若い愛人同伴の外遊を堂々とした元老。近代史を飾る偉人たちの知られざるエピソード。
森茉莉一流の“贅沢論”、食のエッセイ、婚家での暮らし。吉屋信子の同時代の女性作家たちへのオマージュ。流麗な文章の醍醐味
「南京事件論争」でお馴染みの近現代史専攻の歴史家が病気に罹って目覚めた「医学の歴史」。医者には分からない難病の謎に挑む!
漱石、鴎外、寅彦、茂吉……日本を代表する文章家たちの、この作品のここが読みどころ! 人物評をまじえた高島流面白「名作ガイド」
銅版画で描く東西の文豪72人の肖像(2色刷)。山本さん自身の読書体験、装幀秘話から好きな画家、アートの冒険まで、全て語ります
稀代の書き手である浅田次郎氏は稀代の読み手でもある。そんな氏が「これだけは後世に残したい日本の心」として選んだ名作13篇
月刊「文藝春秋」連載「文士の逸品」の単行本化。森鴎外の双六盤、井上靖の靴等、百十六人の文士たちの愛用品を写真とエピソードで紹介
厚木に降り立ったマッカーサーの胸に去来する乃木大将の俤……。表題作ほか日本近代史に足跡を残した男たちの人生を活写した短篇集
松本清張が愛した「コーヒー」店、向田ドラマの神髄「夕べの残りのカレー」、“火宅の人”檀一雄の「ダン・シチュー」の秘密――他
いまなお日本人の精神的象徴として聳立する和魂洋才の人、鴎外。近代日本の黎明をかざる文豪の名作集。「現代日本文学館」その三
官途に精励し軍医総監まで昇りつめた鴎外。飽くなき創作意欲で文豪の名を恣にする鴎外。敬愛しつづけた明治の文豪の二つの像を独自の視座から照射する著者最後の評伝。(桶谷秀昭)
文豪たちは、いかなる奇人であったか。芥川龍之介、森鴎外、泉鏡花、谷崎潤一郎など、八人の文豪の奇談を、異能の著者が描く傑作
軍医総監と文豪。鴎外の二つの像を独自の視座から描いて遺作となった表題作に、「暗い血の旋舞」「形影」を併録。解説・沼野充義
官途に精励し軍医総監まで昇りつめた鴎外。飽くなき創作意欲で文豪の名を恣にする鴎外。二つの像を独自の視座から照射する評伝
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