作品
秋山好古、江戸川乱歩から白洲次郎、黒澤明、池波正太郎、リリー・フランキー、村治佳織まで。古今九十人のお酒にまつわる逸話満載。
末期癌と知った好青年が抑えてきた殺人願望を満たす。欲望の裏にある封印された過去。余命少ない刑事が執念で追う衝撃の傑作ミステリ
前科持ち青年・三上は、刑務官・南郷と記憶の無い死刑囚の冤罪をはらす調査をするが、処刑まで時間はわずか。無実の命を救えるか?
子母澤寛、江戸川乱歩、金子光晴、今東光、尾崎士郎、海音寺潮五郎、横溝正史、山本周五郎、井上靖、柴田錬三郎ら13名を家族が語る
応仁の乱前夜の京都。没落公家の跡取り十川迪輔(そがわ・みちすけ)は、燃え盛る堂舎と鬼の描かれた奇怪な絵巻の謎を追い2人の仲間とともに奔走する
石川淳、西東三鬼、吉田健一、岡本かの子、山川方夫——。石田さんの意外かつ胸躍るセレクションが刺激的な読書体験をもたらす!
犯罪被害者支援やいじめ問題に取り組む弁護士が、「犯罪者」福祉社会と化した日本の司法システムの問題をえぐり出す
良き家庭人なんてクソくらえ。良識やモラルに背をむけた、荷風や谷崎、啄木などに、生き方を模索する。老いが迫った日本男児必読
五感全開で山野を駆けた少年期から純でちょっぴりエロティックな性の目覚めまで天才芸術家が十代の青春をみずみずしい感性で綴る
一途な愛に生きた高知の詩人・大川宣純。病床の女流歌人と作家の書簡。少年探偵団シリーズの内容紹介の面白さなど珠玉のエッセイ
泉鏡花、江戸川乱歩、山田風太郎、村上龍……「物語のカラクリ」に通じた者だけが見た小説の新しい地平。気鋭による異色の近代文学史
五感全開で山野を駆け巡り、江戸川乱歩に熱狂した少年は、やがて芸術家を志す……みずみずしい感性で綴る横尾忠則自伝・望郷篇!
事業に失敗、命からがら故郷に還った男に百戦錬磨の借金取りの魔の手がせまる。よく見ろ己の姿を。男の挫折と復活をたどる北帰行!
一瞬の、たった一度の失言が、全ての発端となった――。二十年後二人の男が、その出来事の決着をつける。実力派作家の待望の長篇
没後三十年余を過ぎてもいまだその偉大さが喧伝される江戸川乱歩。その晩年に付き合いのあった作家が随筆と小説、そして弟・泰彦との対話で明かす“巨人の素顔”とは……。(坪内祐三)
江戸川乱歩、徳川夢声、三島由紀夫、有吉佐和子など親しかった人たちの素顔と個性を知られざるエピソードや新事実で浮き彫りにした“ちょっといい”昭和人物小伝集。(矢野誠一)
こんな友がいたから、昭和は楽しかった。江戸川乱歩、寺山修司、古川緑波ら小説家、学者、演劇人三十四人の、昭和を彩った人びと
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