作品
深い見識と屈指の名文で昭和を、日本語を語り、世相を論じる。国を愛し憂うるが故に、時に厳しく時にホロリと、現代に必読の名随筆
ときに厳しく、ときにあたたかく、ユーモアをまじえていまの日本を眺めると、こんな一冊になります。女帝論も、硫黄島も、桜吹雪も、田螺殿もあり
昭和の名宰相論、日の丸の話、乃木大将と名誉、土下座考などなど。時に厳しく時にホロリと、ユーモアも忘れずに、今の日本に物申す
普段何気なく私たちが話す日本語。そこには外国人が驚く独特の表現があった。表題作「日本語のこころ」等厳選された61篇のエッセイ
開高健、渡辺淳一、村上龍、宮本輝、景山民夫、そして阿川弘之が語る「男とは」、「幸せとは」。十二人の男たちの核心にアガワが迫る!
「オール讀物」の口絵を30年、そして「アタクシ絵日記」16年。ついに終結を迎えた「忘月忘日」シリーズ。浮き世のことは夢のまた夢
筒井康隆、若者グループと乱闘し撲殺さる!――阿川弘之、桐野夏生、妹尾河童、細川護熙、渡邉恒雄ら百二名が記した「自らの死」
昭和の名宰相論、日の丸の話、乃木大将の名誉、土下座考……。時に厳しく時にホロリと、ユーモアも忘れずに、今の日本に物申す!
日露戦争から湾岸戦争まで、日本の運命を決した五つの戦争を俎上にのせ、縦横無尽に語りあう戦争論の決定版。文藝春秋読者賞受賞
なぜ旅に出るのか。なぜ旅を続けるのか。そしていかにして旅を終わらせるか……。「ここではないどこか」に魅せられた十人との対話
「オール讀物」名物コラムを平成八年分まで収めた第二弾。昭和・平成と時代の移ろう中、エッセイの名手たちは何を見ていたか。山口瞳、阿川弘之、吉村昭、水上勉、遠藤周作ら競演。
太平洋戦争に散った軍人たちの遺書をもとに、各々の人物像、死の背景にまで迫った感動作。彼らの遺したことばから、日本人とは、国とは、家族とは何かが浮き彫りにされる。(阿川弘之)
明治初年、京の茶道宗家後之伴家は衰退し家元も出奔。残された者達は幼き家元を立て、苦難を乗切ろうとする。千利休を祖とする一族の愛憎の歴史を秀麗に描く傑作長篇。(阿川弘之)
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