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重大な岐路にさしかかった日本が将来を決する賢明な決断を下すためにと、“外なる友人”の目で綴ったライシャワー日本史観の決定版
元全学連主流派幹部が、四半世紀の沈黙をやぶって語る六○年安保の真相。過激派といわれた“空虚な祭典”の勇者たちは何をしたか
一八四八年、鎖国中の日本に憧れ、単身渡来した風変りなアメリカ人と、その周辺を通して、開国に至る意外な史実を描いた歴史長篇
トマトの祖先は南米の高山植物、キャベツの故郷は地中海沿岸の岩壁。なじみぶかい野菜のルーツを求めて、世界を歩いた異色の紀行
白萩屋敷の孤独な女主人の恋をミステリアスに描いた表題作のほか七篇。るい、東吾、源三郎に“かわせみ”の面々が賑やかに大活躍
明治があけて間もない浅草七軒町、西洋化の波に呑まれ、食いつめた芝居小屋を舞台に、やぶれかぶれに繰りひろげられる文明開化の狂騒曲。カッポレと西洋舞踏が入り乱れる奇妙な時代。
私は競馬に熱中する、私のなかの父の血が私を競馬にかきたてる。父の秘密、父が母とともに終生子どもたちに秘したある事実が、競馬に夢中の私に次第にあきらかになってくる。
カモカのおっちゃんと、ローマ、ヴェニス、マドリッド、バルセロナ、パリの五都市で赤提灯、屋台を求めて飲み食いのハシゴをしながら、ヨーロッパの食文化を体験したグルメ紀行。
山師、策士と呼ばれ、いまなお誤解のなかにある清川八郎。しかし八郎は官途へ一片の野心さえ持たぬ草莽の志士でありつづけた。維新回天の夢を一途に追うて生きた清冽な男の生涯。
偉人の事蹟収集に全力を注ぐ主人公。若くして「いかなる事情あるも他から経済的援助は受けぬ」と誓った直木賞受賞作「ナポレオン狂」のモデルの半生。著者初の長篇小説。(藤田昌司)
((一)を参照)
巧みなエッセイは時に鮮明な写真以上に人世の断面をとらえる。有名無名、自薦他薦を問わず、全国から集められたエッセイの中から、真に味読に堪える佳篇だけを収録した名文集。
“肉食短命、菜食長命”や“米よりパンが良い”はウソ。“ビールを飲むと太る”もウソだ。こんなに無知では長生きできない、健康を保ちたかったら迷信を捨てることだ。(伊藤正治)
一球に笑い涙した男たちの孤独と栄光のドラマ。沢村、スタルヒンから金田、稲尾、江夏まで、球史を飾る三十二人の投手をピックアップ。その豪球誕生秘話と熱き闘いを追う。
現代人の病気の大半は歪んだ食事に原因がある。栄養学の最高権威が回答する、これまで類書のない健康クリニック。一家に一冊必携