作品
ご存じ安倍晴明と源博雅が平安の都に起きた怪事件解決に乗り出す。呪が解けた時、人間の心の脆さと妖しのものたちの儚さが胸を打つ
史上最悪の刑事・禿富鷹秋は神宮署の放し飼い。信じるものは拳とカネ。汚れきった無頼漢に南米マフィアの魔の手が。新警察暗黒小説
五世紀後半の日本を舞台に、武力と戦略をもって反対勢力の豪族らを滅し、国家平定を成しとげたワカタケル大王の波乱の生涯を描く
『太陽の季節』で鮮烈なデビューを飾った著者の幅広き痛快交友録。作家、芸能人、スポーツ選手が綺羅星のごとく登場する戦後文化史
サンマ丼、穴子丼、味噌煮込みうどん、ベークドポテト……。旅して、よく食べ、考える。21世紀も赤マントはますます元気なのだ
胸を病み、己れの死期が間もないと知った「間取りの万三」は江戸に戻り、最後の仕事に取り掛るのだが……。「深川・千鳥橋」他全二篇
同性愛の代名詞ともなった雑誌「薔薇族」。創刊秘話、文通欄の秘密、写真モデル獲得の苦労、エイズスクープ…30年の歴史と裏話
ムカツク毎日にクレーマー増加中。そして、ムロイのクレーマー歴はとても長いのだった。放置自転車、ゴミ置場――果てなき闘いは続く
住民税の取りたて、カード会社の支払いの催促……。たまった借金は雪ダルマ式に増える一方。それでも女王様の浪費癖は止まらない
一度はまたぎをやめた半蔵だったが、藩命を帯びて再び「穴もたず」の熊に立ち向かう。またぎとしての自尊心をかけた猟が始まった
96年4月、フォード傘下に入ったマツダ。日本人社員の運命は激変する。外資進出の時代に、いかに働くべきかを考えさせる手記
自爆テロと終わることのない報復。「新しい戦争」は何処に向かうのか。立花隆、柳田邦男、吉本隆明、福田和也ら豪華執筆陣による論考
最も日本人に愛された男・長嶋茂雄。巨人軍入団から二度の監督時代までを、インタビューの言葉を通じて、偉大な足跡を振りかえる
名家に生まれながら侠客として名を馳せた吃安こと安五郎。島抜けしてまで故郷にこだわり続けた男の気概とは。気鋭が描く博徒小説
2002年全国巡回予定の「山本容子の美術遊園地展」に先立ち、読書の喜び、装幀の秘密と楽しさ、アートの挑戦を語り明かします
相次いで両親を亡くした21歳の若者が8歳の弟を育てるはめに。超自己流・破天荒な子育てぶりとユニークな構成で話題沸騰の回想録
いとしの香港から帰ってみれば、とかく日本は住みにくい……。銭湯とファミレスから透視する、新しい東京論。大宅賞受賞第一作!
お馴染みのシリーズ最新刊。不況にも政治不安にもめげず、逞ましく活躍する日本企業人たちの奮闘記など、明るく心温まる実話が満載
インターネット最強掲示板サイト「2ちゃんねる」。成功の秘密からネット時代のベンチャー企業のあり方まで主宰者ひろゆきが語る
「カルトか宗教か」「不思議の国サウジアラビア」(文春新書)の著者がヨーロッパからの視点で、9月11日後の世界を読み解く!
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