作品
40年ぶりの再会。眩しかった彼女と浅間山に登る。それぞれに人生の関所を過ぎた男女が山を歩く。清冽にしてせつない大人の短篇集
梁浩遠と謝志強。2人の中国人大学生の成長を通して、現代中国と日本を描ききった力作。『ワンちゃん』に次ぐ期待の新鋭の第2作!
移動手段、宿泊施設としてはもちろん、書斎として、離れとして、非常時にはシェルターとしての機能もあわせ持つ、その魅力を描く
中国は軍事費の一部を回せば環境汚染も残留農薬も改善できる。言論の自由のない独裁国家が、いずれ日本人の健康を破壊するのだ
大坂の陣の真田幸村奮戦以降、活躍の場を失った武将にとって、幕末混乱期が日本史上最後の登場の機会であった。全5巻遂に完結
「桜田門外の変の日、雪はいつ止んだか?」「ニコライ皇太子が長崎でお忍びで訪れた先は?」吉村さんの徹底した取材の手法を明かす
大学時代、ドングリとあだ名された著者が、無一文で日本を脱出し、五大陸最高峰に初登頂し、アマゾン筏下りに成功するまでの青春記
阿久悠から黒澤明まで、昭和を駆け抜けていった著名人48人を選び、人生の終幕の瞬間を、近しい人たちが深く静かに証言する
第二次世界大戦中、日本陸軍が唯一実用化、運用した双発戦闘機「屠龍」。その開発から、実戦での苦闘までを活写したノンフィクション!
道路公団民営化に当事者として携わった猪瀬直樹。族議員や官僚たちの妨害をはねのけ、民営化を実現するまでのすべてがここにある
玄侑宗久、酒井順子、佐藤愛子、日高敏隆、藤原正彦……。各界の名文家が発表したエッセイの中から、珠玉の名品を選び抜きました
執念の画歴調査、緊迫のオーディション、戦慄の作品展……。1枚の絵に取り憑かれた雑誌編集者がさまよう美術界の闇、サスペンス
奇妙な依頼が発端となって、恐るべき連続殺人が続く。十津川警部にかかる様々な圧力、有力者の「血」を巡る暗闘。果たして真相は?
林芙美子とカフェの女給をしながら原稿を売り歩き、売れっ子になっても次々と恋をして……昭和の女傑作家、平林たい子の波乱万丈
現地の学生・教授との激しいバトル、留学生との寮生活……。『中国てなもんや商社』の著者が、「21世紀の新しい中国の姿」を描く
妻を喪い、絶望の淵をさまよう大学講師が入手した作家の未発表手記。原稿の謎に迫る彼を襲う強烈な悪意とわな。慟哭のミステリ巨篇
5人の女性を強姦し惨殺した死刑囚・穂積壱郎。拘置所の壁の中で、自らの死にすら恐怖を抱かぬ殺人鬼への復讐は可能なのか!?
戦争ほど面白い人間ドラマはない。指揮官の駆け引き、決断。将兵の心理と運・不運のハプニング。清張の眼が描き出した鮮やかなドラマ
結婚しても、夫婦は他人。心の中では別々のことを考えている。距離があるからこそ見えてくる、リアルでユーモラスな男と女の物語
娘が惨殺された。その報が男を荒んだ生活から呼び戻し、復讐へ走らせる。凶暴に、感傷的に、往年のハードボイルドの興奮が甦る!
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