作品
過去のコラム集から植田康夫が九百余句を選出。巻末には「なつひこ はやわかり かるた」を収録。ファンなら絶対入手しておきたい
旅先の朝のコーヒー、もぎたての青いトマト、水底で眠る魚の群れ……人生を彩る幸福な瞬間。豊かに生きたい人に捧げる名エッセイ
現代史最大の主役・昭和天皇の八十七年にわたる日々を知られざるエピソードを交えて辿り、「昭和」という激動の時代を描いた歴史巨篇
富豪代議士夫人にして大正三美人に数えられた林きむ子。日本古来の芸事を身につけ、スキャンダルにもみまわれた波乱の生涯を追う
普段何気なく私たちが話す日本語。そこには外国人が驚く独特の表現があった。表題作「日本語のこころ」等厳選された61篇のエッセイ
明治後期、社会は既にほぼ現代と同じ構造を整えていた。では、明治にあって現在にないものとは?日本人が失った「志」を探る論考
李白、杜甫、王維、柳宗元……耳に親しく、人生の諸相を寸言に凝縮した名句の宝庫から著者ならではの選法でよりすぐった唐詩名作集
晴明・博雅が今回出会う魔物は鬼か蛇か!? 全ては十二年前、博雅に枝を差し出して去っていった謎の姫の登場から物語は始まった!
えなりの磐石ぶりに、神田正輝の必然なき発生……。時に膝を打ち、時ににやりとし、時にもののあわれを感じる、テレビ批評の最高峰
昭和初期、濃密な男女の情痴世界。愛する男から虐げられつづける女にとって、魂の救済とは何だったのか。第86回文學界新人賞受賞作
女性の日常に突然やってくるスランプの波。誰かに癒されるのを待つよりも、自分で軽やかにかわしたい。そのための方法、教えます
別れた夫が離婚の際に書いた『ダディ』。そこでは決してふれられることのなかった真実を、風評に晒され続けた妻が綴った衝撃の書
レイテ島沖で米空母に体当りをし、若い命を閉じた神風特別攻撃隊敷島隊の五人の若者たちは、何を思い、いかに生きようとしたのか
盆栽より愉快に、イングリッシュ・ガーデンほど気取らぬマン盆栽。盆栽と人形が作り出す小宇宙のおかしみを堪能できる待望の第2弾
人生をやり直すのに遅すぎることはない――そう決意した53歳の主婦の冒険を絶妙なタッチで綴った待望の最新作。全米ベストセラー
幼女殺害の容疑者、取調べる刑事たち、捜査過程で浮かぶ怪しい人物……すべてが心に闇を抱えこみ、罪と贖いがさらなる悲劇を呼ぶ
元CIA局員が企む資金詐取作戦。計画を阻むは金の匂いに釣られた悪党と謎の美人秘書。裏切りと狂騒の末に金を手にするのは誰か?
春秋時代、風の神を宿しているとされた絶世の美女夏姫。これを妃に得たものが真の王。ゆたかな風韻と詩情あふれる直木賞受賞作
最期まで現場に立ち続けた深作欣二監督。その軌跡と映画への情熱を「仁義なき戦い」に魅了された著者が辿る。貴重な証言多数収録!
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