生誕100年を迎えた人気作家・松本清張の複雑で陰影に富んだ作品群を読み解き、作家が生きた時代と作品の持つ意味を明らかにする
著者は日本のミステリー評論の草分けの1人。短篇「天城越え」と川端康成『伊豆の踊子』の比較に始まり、菊池寛や森鴎外との違い、小説創作の手法、清張ミステリーのトリックの特徴、歴史ノンフィクションや古代史に関する賛否両論を検討するなど、清張作品の魅力や作家の先駆的な取り組みについて縦横に論じた長篇評論です。松本清張をこれから読もうとする読者には格好の入門書となり、また熱心なファンの専門的な関心にも応えられるような、幅広い視点と平易な文体が魅力の1冊です。(IM)
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