日本中を震撼させた「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」の取り調べが録音されていた。
初めて明かされる取調室での息詰まる対決!
密室で語られた真実とは――
昭和から平成、一九八八年八月から翌年六月にかけて埼玉・東京で四歳から七歳の幼女四人が次々と誘拐され殺害された東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件。
犯人の宮﨑勤は「今田(いまだ)勇子(ゆうこ)」と名乗り、殺害した少女の遺骨と意味不明な自筆の紙片を遺族の自宅玄関前に自ら届けた上、犯行声明文、告白文を遺族や新聞社にまで送り付けていた。
事件発生から約30年――。
フジテレビ報道局は宮﨑の取り調べの音声テープを独自に入手した。
逮捕直後、宮﨑は取調室で警視庁捜査一課の名物刑事に何を語っていたのか?
入手した27本の音声テープを検証し、犯罪史上類を見ない“猟奇的な劇場型犯罪”の闇に迫る!
まえがき
第一章 連続する最悪の事態
第二章 自供―-八月九日午前十時から午後 十一時三十分の記録
第三章 取調室にいる普通の青年
第四章 家族の暗流
第五章 今田勇子
第六章 偶然の一致
第七章 二世の観念
第八章 嘘の辻褄を合せる
第九章 埼玉にいる殺人犯
第十章 否認の心理
第十一章 精神鑑定
あとがき
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