作品紹介

「ワールドビジネスサテライト」のコメンテーターとしてもおなじみのロバート・フェルドマン氏の経済講義シリーズの第2弾。エコノミストとして30年に及ぶ日本在住経験の中で、国内外の経済や市場、社会に関する深い知見と洞察力に基づく分析と提言を広く発信しているモルガン・スタンレーMUFG証券シニアアドバイザーで、現在は東京理科大学大学院で教鞭を執る。1980年代末のバブル時代から「平成」の終わりまで日本の変遷を間近で見続けた立場から、日本と世界の過去・現在・未来について、日本経済の強みと弱み、またコロナ危機をどう生き抜くのかを語る。長時間労働はなぜ改善されないのか、生産性の高い人材の育て方、世界水準の教育に対応するには、コスト膨らむ医療費にメスを、日本の技術革新はどこまで進んでいるのか、老後に2000万円必要かなど、私たちの生活に密接に重くのしかかる問題についてQ&A方式で解説。
〈著者より〉みなさん、こんにちは。ロバート・フェルドマンです。いまはモルガン・スタンレーMUFG証券のシニアアドバイザーをつとめながら、東京理科大の技術経営専攻(MOT)で教鞭を持たせていただいております。この本は、実世界と授業の間で生まれたものです。テーマは未来型経済への道です。技術の進歩と経済を分析して、どうやって平和をもたらす世界にすればいいのかがテーマです。日本も世界も大きな問題が山積しています。温暖化、高齢化、コロナ、大衆迎合、貿易摩擦、権力主義、教育の悪化、社会の分断、格差社会など、あとを絶ちません。一方、技術革新も信じがたい速度で進んでいます。ご存知でしょうか?ソーラー発電が、いま化石燃料の発電より安くなっています。水素はCO2を出さない作り方もできています。人間が乗れる電気飛行機もできています。淡水は、大気から1リットル当たり2千円以下の単価で取れるようになりました。経済のニーズと技術の可能性を、どのようにつないで、どのように未来型経済を築いていくのか。明治神宮でおみくじを引いたときのことです。おみくじには、明治天皇の和歌が書かれていました。「世の中の人におくれをとりぬべし 進まぬときに進まざりせば」という内容です。どうか、平和を築く未来型経済を一緒につくりましょう。

担当編集者より
高校生のときに初めて日本にきてからちょうど50年だというフェルドマン先生。日本が大好きで、「話す・読む・聞く」は完璧、難しい漢字や四字熟語、俳句や短歌など日本の文化に精通しています。日本経済だけでなく、文化や歴史も踏まえて総合的に、日本人はこのコロナ危機の中、未来をどうやって豊かに生きていけばいいのかを真剣に考えています。ポストコロナの激変する世界の中で、取り残されないように生きるヒントが本書にあります。
目次
まえがき
第1章 未来につながる地球温暖化対策
第2章 AIの未来図
第3章 キャッシュレス社会への変貌
第4章 日本の強みと弱み
第5章 社会を成長させる教育システム
第6章 日本人の働き方を考える
第7章 人口減少時代の地方再生
第8章 2030年社会保障はどう変える?
第9章 コロナ危機を生き抜く
あとがき

著者

ロバート・フェルドマン

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