電子書籍

少女が最後に見た蛍

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2023年11月15日
ジャンルエンタメ・ミステリ

大好評の<仲田シリーズ>第4弾!

最高にエモーショナルな社会派本格ミステリ


「警察官になったのは、あの子の自殺に責任を感じてるから?」


未成年による事件を次々と解決に導く敏腕女性捜査員の心には
かつて、唯一救うことのできなかった少女が深い影を落としていた――


仲田の知られざる過去に迫る
大好評 <仲田シリーズ>第4弾連作集


あらすじ
 神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかたほたる)は、中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。来栖は当時、桐山蛍子(きりやま・けいこ)という同級生をいじめており、仲田は蛍子を楓から守ろうと手を尽くしていた。しかし、いじめを終わらせることはできず、かえって桐山を傷つけてしまい、最後は自殺してしまったのだった。
 事の次第を聞いた捜査一課の真壁は、自死の背後に仲田も知らない真相があるのではと感じて調べ始めると、意外な事実が浮かび上がり――(表題作)。

担当編集者より

 本屋大賞発掘本になったシリーズ第1弾『希望が死んだ夜に』、続く第2弾『あの子の殺人計画』、第3弾『陽だまりに至る病』と、未成年による数々の事件を、神奈川県警生活安全課少年係の仲田蛍が次々と解決していく社会派本格ミステリ、<仲田>シリーズの最新刊です。
 本作では、これまで同様、仲田と捜査一課の真壁巧が青少年による事件を見事に解決に導くのはもちろんですが、なんといってもハイライトは、仲田が警察官になるに至った過去を描いた表題作。
 ここでは、仲田の中学生時代にあった、知られざる悲劇的な事件がフィーチャーされ、それを契機に警察への道を進むことになった仲田と事件の渦中にいた親友との絆が、シリーズ史上最高にエモーショナルな筆致で描かれています。
 なぜ、仲田は身を削ってまで少年事件の解決に心血を注ぐのか⁉ ぜひ、ご注目ください。

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