本当のAIの時代を「Q&A形式」で知る一冊。
AIは、答えをくれる。しかし、その答えを「選ぶ(ハードチョイスする)」のは、いつだって人間である。
Q.「うちの強み」と社内で言い続けてきたものが、AIで一瞬に真似されそうです。それでも残るものは、何ですか?
Q.AIが進化するほど、社員から面白いアイデアが出てこなくなった気がします。これは思い過ごしですか?
Q.30年かけて積み上げたベテランの「勘」――これがAIで再現されたら、彼らの居場所はどこに残りますか?
Q.「AI推進派」と「AI慎重派」――社内で二分しています。経営者として、どちらを進めればいいですか?
Q.AIで、「指示を出す」「情報を集める」が要らなくなった中間管理職。彼らに残る仕事は、何ですか?
Q.自動化されたシステムにおいてAIが間違った判断をして、お客様に損害が出ました。どのように防いでいくべきですか?
Q.AIが「正解らしいもの」を出してくる時代に、経営者として一番大切なことは、何ですか?
米国MIT発の調査プロジェクトでは、生成AIを導入した企業の実に95%が、「導入した成果を確認できていない」と報告した。AIを入れるだけでは、何も変わらない。走れば走るほど、使いこなす企業との距離はさらに開いていく。「うちの強み」だと思っていたものさえ、AIによって一瞬で真似される時代でもある。
本書は3章構成。「知る」ではAIが突きつける終わりなき競争や生産性低下など不都合な真実と向き合い、「選ぶ」では志から領域、人と組織まで経営の5段階のハードチョイスを選び抜き、「飛ぶ」では競争を超えた経営へと、新たな機会をつかみ踏み出していく。
著者は、博報堂DYホールディングス執行役員Chief AI Officerであり、「人間中心のAI」研究機関Human-Centered AI Institute代表を務める、森正弥。
各章・各節は独立して読み進めることができ、気になる問いだけを拾い読みすることもできる。社内議論や、経営会議・戦略合宿の素材としても活用できる構成。日々AIの話題に追われ、自社の進む方向を見失いかけている経営者・リーダーにこそ、手に取ってほしい一冊である。
AIとともに消耗していくのか。それとも、青い空へ飛び立ち、これまでにない価値を生み出していくのか。
AIが答えを出す時代に、あなたは、何を選ぶのか? 組織の迷いを、断ち切る一冊。
東芝代表取締役社長執行役員CEO・島田太郎氏、パナソニックホールディングス代表取締役副社長執行役員・玉置肇氏、京都大学人と社会の未来研究院特定教授・出口康夫氏との、豪華特別対談3本も収録。
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