生きるのが困難な人々へ
戦う哲学者として名を成した著者が壮絶な人生の戦いを総括する。その悲惨な少年時代から大学でのいじめ、そして孤独との和解まで
戦う哲学者が、誰1人からも理解されない偏った少年時代、混迷極まる青年時代を振り返り、助手時代の教授による壮絶なイジメ地獄までを実録する。そして、ようやく「孤独を楽しみ、孤独を磨きあげ、孤独に死のう」という積極的孤独を選びとるまでの思索を描ききった。この哲学的自分史の凄絶ぶり、また深遠さは比類がない。解説・南木佳士
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