冬子は29歳の妊婦だが、予定日を過ぎても子供は生れてこない。そして妊娠3年目、冬子の周囲に思わぬ事件が起きたおかげで…
主人公の冬子は29歳で妊娠するが、10月10日を過ぎても子供は生まれてこない。浮気ばかりしていた夫は妻の不義を疑い、マスコミや医学界は彼女を珍獣扱いしはじめ、奔放な妹は、姉を助けようとしてさらなる混乱を巻き起こす……。ふんわりとおだやかな雰囲気の中に、静かな笑いが溢れる奇想天外な物語。唯野未歩子さんは、女優、映画監督。2005年、初めて長篇映画「三年身籠る」のメガホンを取り、同時に書かれたのがこの小説でした。以来、その繊細で独特な美意識を持つ文体で、小説家としても注目されています。新鮮な小説を読んでみたい方にぜひお勧めです。(UN)
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