都心で連続爆弾テロをしかけた「ローズダスト」のリーダー、入江一功を追う防衛庁の丹原朋希。ふたりの間には深い因縁があった
かつて防衛庁の非公開組織に所属していた丹原朋希と入江一功。2人の胸には常に、救えなかった1人の少女の言葉があった。同じ希望を共有しながら、宿命に分かたれた2人。戦場と化した東京・臨海副都心を舞台に、この国の未来を問う壮絶な祭儀が幕を開けた。前代未聞の思索スペクタクル、驚愕の完結篇。解説・橋爪紳也
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