捕まれば、死の送還。自由へのアジア縦断の旅北朝鮮からの脱出を認めぬ中国の監視をかいくぐれ。成功と失敗、そして投獄。脱北支援に身を投じた著者が見た現実とは。
※外部サイトへリンクしている場合もあります
『脱北、逃避行』捕まれば、死の送還が待っている-―。海外大使館の門前で、中国当局者が捕まえようとするなか、必死に逃げていく姿が国際的なニュースとなったことを覚えている人も多いことでしょう。北朝鮮の金体制から逃げ出した「脱北者」たちは、中国当局にとっても、好ましからざる人々でした。2013年、ようやくその脱北問題で、国連の人権調査が入りましたが、北朝鮮は一切を否定するなど、彼らの苦難に終わりの見える様子はありません。本書の著者である野口さんは、中国内に潜伏する脱北者たちを、国外の安全な場所まで逃がす活動に従事しました。その距離直線にして3000キロ。密告者の目を逃れつつ、監視をかいくぐり、成功して命を助けられたケース、失敗して大きな犠牲を払ったケース。そして入獄した中国南部の「看守所」での、個性の際立った同房者たちとの奇妙な体験。その全部を克明に描いています。(TT)
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。 ※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。