「勉強とは、これまでの自分を失って、変身することである。」
発売以来、その画期的な勉強論が話題となったベストセラー『勉強の哲学 来たるべきバカのために』。
大学一、二年生を主な読者と想定して書かれた本書は、この春「東大・京大で一番読まれた本」にも輝いた。
そんな『勉強の哲学』の理解を一層深めるサブテクスト集を、電子書籍で配信する。
第一章に収録された「なぜ勉強を語るのか」では、2017年5月に行われた東大駒場キャンパスでの講演内容をベースに、教養教育の意義を問い直す。章末には学生との質疑応答も収録。
メインタイトルとなる第二章「メイキング・オブ・勉強の哲学」は、2017年7月に代官山蔦屋書店で行われた佐々木敦さんとのトークイベントを完全収録したもの。
『勉強の哲学』という本が、どのように構想され、どのように書かれていったのか、著者が実際に使用した手書きノートやワークフローの写真も参照しながら解説する。千葉雅也流のノート術、仕事術とも言える内容。
第三章「別のエコノミーへ」は、著者の幼少期までさかのぼったインタビュー。『勉強の哲学』の原点は子供時代の遊びにあった――。
『勉強の哲学』で提示された思想の実践編とも言える、充実の副読本。
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