第2回バディ小説大賞受賞作が電子書籍化!
ユートピアともディストピアともつかない近未来のイメージが鮮烈なSF小説。
文春文庫が小説投稿サイト「エブリスタ」とコラボして開催した「バディ小説大賞」。
「ロケーション」をテーマとした第2回を制したのは、瑞々しい感性で近未来社会を描き、その中で芸術の在り方を追究したSF&美術小説。
新時代を予感させる大型新人の出現です!
【あらすじ】
前方性健忘で記憶が1日しかもたない美術商の有栖と、その助手でやはりある時期以前の記憶失った少女・キリ。
しかもキリは透明人間で、初対面の人間には見えないらしい。
この奇妙なバディが生きるのは、ある日、突然世界中の都市から大量の人間が消失した〈ドゥームズ・デイ〉後の世界だった。
廃墟のようになった街で暮らす人間たちは、わずかな例外を除いて、頭蓋骨の額の部分の裏側に埋め込まれたSmartTagと呼ばれるチップによって脳とネットワークが直接接続され、管理されている。有栖はSmartTagを入れていない例外的人間、〈ブルーイリス〉だった。
二人は有栖が求める美術作品とアーティストを捜し、世界を旅するのだった――。
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