「会社は私が守る」美智が単身上京、大手ゼネコンのボスと直接対決!
電子オリジナル小説『お局美智』シリーズ、待望の第8作が登場!!
あるときは、中堅企業「NOMURA建設」に勤める普通のOL佐久間美智。またあるときは、ハイテク社内盗聴システムを駆使し、社内にはびこる横領や不正に陰ながら立ちむかう“お局美智”!
平成から令和へと元号が変わった5月、日本中が祝賀ムードに沸く中で、美智の表情は冴えなかった。大手ゼネコン・大洋富士建設の営業課長とNOMURA建設社長との”密談”を知ってしまったからだ。それは銀行のデータセンターの改修作業で、大洋富士の指示で下請けのNOMURAが“手抜き工事”を行うというものだった。発覚すれば、社の信用問題にかかわる重大案件だ。
さっそく会長に注進するが、大手ゼネコン相手では打つ手がない……。「会社は私が守る」美智は有給休暇をとって東京へ向かい、大洋富士建設のコンプライアンス担当取締役と直談判することを決意する。一介のヒラ社員とはいえ、美智には秘策があった──。
手抜き工事以外にも、政治家からの賄賂要求、ライバル社との合併など、美智の会社は難問山積。”お局美智”は当分、休暇を取れそうにない!?
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