単行本 企画出版

森鷗外『伊沢蘭軒』を読む 斉藤繁

1,650 (税込)
発売日2014年07月30日
発行文藝春秋企画出版部
ジャンル随筆・エッセイ
商品情報
書名(カナ) モリオウガイ イザワランケン ヲヨム
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年07月30日
ISBN 978-4-16-008807-8
Cコード 0095
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単行本 企画出版

森鷗外『伊沢蘭軒』を読む 斉藤繁

1,650 (税込)
発売日2014年07月30日
ジャンル随筆・エッセイ
商品情報
書名(カナ) モリオウガイ イザワランケン ヲヨム
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年07月30日
ISBN 978-4-16-008807-8
Cコード 0095

従来の鷗外論に一石を投じる斬新かつ明快な作品論

綾なす人間の日常生活こそ真の歴史の姿である――古今東西の書物を読み尽くした元高校国語教諭が、あまり語られることのなかった森鷗外の長編史伝に脚光を浴びせ、従来の鷗外論に一石を投じる斬新かつ明快な作品論。

「……人生は煎じつめると、出生と確かめられた行動と死である。『伊沢蘭軒』は、個々の人間が生まれてきたこと自体に意義を見出す、究極のヒューマニズムが具現化された書である。」(「序」より)

担当編集者より

山梨の元県立高校国語教諭による、ユニークな作品論です。鷗外の長編史伝は独特の漢語調もあって現代人にはとてもとっつきにくいですが、著者は「人間の生死」という観点から極めて明快にこの大作を再評価しています。本書の論旨を念頭に『伊沢蘭軒』を読むと、それまでは見えてこなかった歴史の流れというか、うねりとでもいうものが感じられ、著者のいう「広漠たる感動」を覚えるようになるのです。

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