単行本 企画出版

あの戦争は何だったのか

歴史の教訓として子や孫に伝えたいこと

1,650 (税込)
発売日2014年12月15日
ジャンル随筆・エッセイ
商品情報
書名(カナ) アノセンソウハナンダッタノカ レキシノキョウクントシテコヤマゴニツタエタイコト
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年12月15日
ISBN 978-4-16-008820-7
Cコード 0095

日本史上、考えられない選択がされた原因とは

日本史上、考えられない選択がされた原因とは――
なぜ日本は勝つ見込みのない道を進んだか。故郷・岡崎の戦前戦後を振り返りながら、繰り返してはならない過ちの本質に迫る評論エッセイ

「……わが国の歴史の連続性の中で捉えた場合、どのような歴史観に立脚しようとも、あの戦争への道の選択が正しかった、という結論にはならない、と私は思う。理由は、単純化すれば、あのような「やくたいもない」戦争を遂行するという選択は、わが国の歴史、その精神的・文化的伝統の線上からはどのように考えても出てこないと思うからである。
……敗戦が確実となった、少なくとも終戦一年前の時期になぜ潔く終戦の決断ができなかったのか。それができていれば、沖縄の悲劇はなかったし、空襲や原爆などによる膨大な国民の生命や財産の消耗は避けられたはずである。
…… 敗戦後六十年を経過し、明治維新から敗戦にかけての八十年が、歴史の一頁になっているいま、明治維新で目指したものと敗戦という結果に至った経緯を深く省察し、そこから教訓を学びとって、これからの国の進路に生かしていくことが求められている、と思うのである。」
(「序――あの戦争のこと」)

担当編集者より

現在も弁護士として活躍中の著者ですが、戦争についてご自身の体験を交えて若い世代にやさしく語りかける内容です。若かりし頃の故郷岡崎での思い出や当時の生活風景を語るエッセイ調の第一部と、法制史観などを用いて冷静に日本が戦争に至る道筋を明らかにする評論調の第二部に分かれます。

著者

杉浦 正健

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1,650 (税込)
発売日2014年12月15日
発行文藝春秋企画出版部
ジャンル随筆・エッセイ
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書名(カナ) アノセンソウハナンダッタノカ レキシノキョウクントシテコヤマゴニツタエタイコト
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年12月15日
ISBN 978-4-16-008820-7
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