単行本 企画出版

昭和難民 ある少年の南芬引揚げ一年記 森川洋一

1,320 (税込)
発売日2015年07月21日
発行文藝春秋企画出版部
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(かな) しょうわなんみん あるしょうねんのなんふんひきあげいちねんき
ページ数 176ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年07月18日
ISBN 978-4-16-008837-5
Cコード 0095
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書店在庫
単行本 企画出版

昭和難民 ある少年の南芬引揚げ一年記 森川洋一

1,320 (税込)
発売日2015年07月21日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(かな) しょうわなんみん あるしょうねんのなんふんひきあげいちねんき
ページ数 176ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年07月18日
ISBN 978-4-16-008837-5
Cコード 0095

70年間、忘れられない記憶がある――

70年間、忘れられない記憶がある――
旧満州の山間にある鉱山の街・南芬にて終戦を迎えた10歳の〝私〟。そこで過ごした1年間と、40日に及ぶ引揚げ体験を子供の目線で綴った体験記。

「どうしても戦争はやめなければなりません。
生きるか死ぬかの難民体験をしたら、そう思いたくなります。これからお話しすることは、いまから七十年ほど前に実際に私が体験したことです。当時十歳だった私は、旧満州の南芬という街で終戦を迎え、一年余りののち日本に帰国することができました。
すべての人間が得た生を断ち切る戦争は、なんとしてもなくすべきだと思います。困難でも何度も何度も繰り返していくうちに、五十年から百年を経たら、世界中の人々がその空しさに必ず気づくと思いたいのです。」(「はじめに」より抜粋)

担当編集者より

戦後70年を経たいまなお、鮮烈に残る「戦争難民」としての幼い日々。伝えねばならない、という義務感と、思い出したくないという二律背反する思いを乗り越え、16年の歳月をかけ、ようやく本書はまとめられました。
「戦争は二度と繰り返してはならない」
その強い思いが込められた一冊です。

著者

森川 洋一

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