書名(カナ) | ゼンキショウワジンノニッキ センチュウウマレイチトセイジンノハンセイトミライノニホンヘノテイゲン |
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ページ数 | 336ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2015年12月14日 |
ISBN | 978-4-16-008852-8 |
Cコード | 0095 |
「3、40年先の日本で、孫世代は幸せに暮らせるだろうか」
住込み店員・ダンプの運転手から夜間大学を出て、鈴木・青島・石原知事を都庁要職として補佐、再就職先でも果敢に経営改革に挑んだ歩みと、わが国の危うい将来像を鋭く呈示
昭和という激動の時代は、およそ二十年区切りで前期、中期そして後期の三期に分けて見ると、理解しやすいということである。……前期昭和人(元年から二十年生まれ)は、富国強兵を国策とした戦中(日中戦争・太平洋戦争)に生まれ、飢えや貧しさに耐え、終戦後は、アメリカ流民主主義にとまどいながらも、つねに前向きに、日本の復興から高度経済成長を最前線で支えてきた人たち。(「はじめに」)
「私たち前期昭和人は、子供らに飯を食わすために、文字通り必死に働き詰めの、親の背中を見て育ってきた。そのためか、貧乏を怨んだり、自分の思いが通らないことで、それを親や社会のせいにすることはなかったと思う」
――現代日本を築き上げた前期昭和人の著者が、豊富な経験を基に指摘する未来への危機意識。
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