単行本 企画出版

無為の人 自然死という介護のあり方 里村良一

1,528 (税込)
発売日2016年03月14日
発行文藝春秋企画出版部
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ムイノヒト シゼンシトイウカイゴノアリカタ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2016年03月14日
ISBN 978-4-16-008863-4
Cコード 0095
書店在庫
『無為の人』(里村良一)
単行本 企画出版

無為の人 自然死という介護のあり方 里村良一

1,528 (税込)
発売日2016年03月14日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ムイノヒト シゼンシトイウカイゴノアリカタ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2016年03月14日
ISBN 978-4-16-008863-4
Cコード 0095

認知症の妻と共に生きる幸せと歓び

著者は、漬物の素で日本有数の売上をほこる厚生産業㈱の創業者。一緒に起業し、苦楽をともにした妻があるとき、気付いたら、アルツハイマー型の認知症になっていた。発症当時の1998年は、認知症に関する情報も少なく、世間では「ボケ老人」と見なすむきもあった。根本的な治療薬もなく、最善の治療を模索するうち、妻は喜怒哀楽や欲望をも放棄した「無為の人」に還っていく・・・。真宗でいう「自然(じねん)の働きの妙用(みょうゆう)に導かれ、たどり着いたのは「無償の愛」。介護する側とされる側、近代資本主義社会で生きるわれわれにとって、尊厳ある死とはなにか。また、それは可能かのか。煩悶、そして希望。類まれな看護、看取りの記録、畢生の随想録。

担当編集者より

徘徊、暴言、暴力、いわれなき嫉妬・・・・。やがては無反応。最愛の妻、苦楽をともにした妻が、いつのまにか認知症になっていた。どうしたら、ふたたび笑ってくれるのか。快復できるのか。いかにすれば、満足な人間的な死を迎えられるのか。ひとはなにゆえに、この世に生きるのか。真摯な看護の記録にして、人間の存在の根源に迫る探求の書です。深い真宗帰依に基づく実践と試行。看護する方、やがてされる方に、有益なヒント集。

著者

里村 良一

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