書名(カナ) | ワガヤノショウワヘイセイシ ガンイシトソノツマ、ピアニストトシンブンキシャノカルテット |
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ページ数 | 1056ページ |
判型・造本・装丁 | A5判 軽装 A5判並製・2巻組み・函入り(分売不可) |
初版奥付日 | 2016年05月31日 |
ISBN | 978-4-16-008869-6 |
Cコード | 0095 |
――大宅壮一ノンフィクション賞作家が記す
家族の歩みと激動の中欧近現代史
がんセンター総長の父憲甫とそれを妻として支えた母、ウィーンでピアノ奏者として名を上げた妻ルリ子と欧州の変革を取材した著者。時代の大きなうねりを綴った渾身の集大成
毎日新聞社特派員としてプラハの春や分裂ドイツの真実を報道し続け、後年は『ガンと戦った昭和史― 塚本憲甫と医師たち』『エリザベート― ハプスブルク家最後の皇女』などノンフィクション作家として活躍する著者が時代をまとめる
――この本を『我が家の昭和平成史』としたのは、人間は社会の中で、一人では生きてゆけないと経験しているからである。「我が家」の中には、われわれと家内の両親のほかに、多くの知り合いとの付き合いという意味が入っている。(「おわりに」より)
【Ⅰ巻】《春》第一章 ルリ子との出会い/第二章 新生活と留学と/第三章 「鉄のカーテン」へ 《夏》第四章 復興が軌道にのる東京/第五章 田園首都ボン/第六章 ソ連戦車軍のチェコ軍事介入/第七章 西ドイツの東方外交/第八章 滞欧を彩る人々/第九章 帰国と家族の団欒/第十章 父母の旅立ち 《秋》第十一章 横浜フェリスと北アルプス/第十二章 戦争ずくめの少年時代/第十三章 敗戦直後の青春/第十四章 社会人として/第十五章 ピアニストへの道/第十六章 ウィーン音楽アカデミー/第十七章 激動の国際情勢 【Ⅱ巻】《冬(一)》第十八章 放射線医として医学の徒へ/第十九章 がんセンター総長の戦死/第二十章 横須賀の防衛大学校に/第二十一章 「うたかたの恋」の娘/第二十二章 東西冷戦の終結 《冬(二)》第二十三章 カトリックの洗礼/第二十四章 東洋英和女学院大学/第二十五章 ルリ子倒れる/第二十六章 晩年の孤独
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