万物に仏性を見出すひとがいるように、美を欲する心があるかぎり、それはいたるところに顔を出しているのでしょう。
なかば埋もれた美を求め、古今東西の文献を渉猟。日本各地を精力的に取材。
一例をあげるならば松風の音。松籟をもとめて幾度も天橋立、能代に足を運ぶ。
作品の美質は、ロシア文学者・亀山郁夫さんの評「恍惚のノスタルジー 生きる歓び 四季折々の美と歴史が奏でる流離の書。妙なる調べが「ここ」にある」に集約されている感が。
また、各章の扉の西尾喜代子さんの秀歌も興を添えています。
書名(カナ) | ビハソコニアリ |
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ページ数 | 164ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2016年10月21日 |
ISBN | 978-4-16-008881-8 |
Cコード | 0095 |
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