書名(カナ) | レンリノキセキ イブセマスジトセツヨフジン |
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ページ数 | 224ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2017年07月10日 |
ISBN | 978-4-16-008902-0 |
Cコード | 0095 |
井伏文学の源泉を郷土に辿る――
多くの名作を残した文士・井伏鱒二と地元の郷士との15年にわたる交流秘話。
きわめて貴重な記録・証言
井伏鱒二は郷土を愛し、郷土を舞台に多くの名作を残した。その郷土で井伏の顕彰に努めた著者と井伏とのほぼ15年にわたる交流を綴ったのが本書である。ここには、太宰治が「世界で三人尊敬してゐる女性」の一人という節代夫人と井伏との日常があり、郷土の木下夕爾・近江卓爾・高田英之助など井伏と親交のあった人々が記されており、きわめて貴重な記録・証言となっている。(ふくやま文学館館長 岩崎文人)
はじめに
第Ⅰ部
井伏先生の横顔
郷里・加茂に疎開
疎開余聞 木下夕爾追悼一〇周年の偲ぶ会
近江卓爾 井伏先生との交流
荻窪訪問 文学展企画・再び
井伏作品における女
井伏先生と節代夫人
深まる交流 釣りの師匠と酒の友
酒飲み列伝 福山市名誉市民状の行方
広島県名誉県民賞承諾の経緯
『黒い雨』をめぐって 在所のよろこび
「鱒二忌」井伏鱒二在所の会 最後の訪問
心さわがば、旅にいでよ
名誉ほどお荷物はないね
井伏家のこと 表札
井伏鱒二をとりまく作家たち
第Ⅱ部
私のことども
山下利三郎の生涯
生きのびて
おわりに
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