書名(カナ) | スワテツジ サイゴノサンバンショウブ |
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ページ数 | 212ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2018年07月19日 |
ISBN | 978-4-16-008930-3 |
Cコード | 0095 |
ゆとり教育は怪しい。アクティブ・ラーニングがいい…。百家争鳴の教育の現場です。しかし、著者の教育信条にゆらぎはありません。シンプルに2つです。ひとつは、「理論はいつも正しい。しかし、現実(教師や生徒の生活実態)には適合しない。正しい実践などというものはない。だが、教師と生徒の出会いの質によって人間を変えることがある」。もうひとつは「生徒に合わせなければ教育にはならない。生徒に合わせると教育ではなくなる。ここが教師の正念場だ」。永年、教育現場に立ち続けてきた著者ならではの実体験に基づく論考の数々。著者は、「これが最後の著作になってもいい。これだけは言い残しておきたい」という思いで執筆。触れれば、火花散る気迫の教育論集です。
1章 子どもはどう自己を確立するか 見田宗介『まなざしの地獄』(永山則夫事件)をめぐって
2章 教師の権力性―教育の政治化は正しいか 東大教授・小玉重夫さんと「プロ教師の会」の教師論の順接点と反発点
3章 カリスマ国語教師 堀裕嗣さんの国文的感性を問う 『スクールカーストの正体』の諏訪哲二批判への返答
4章 世界の中心は「私」である
5章 日本の知的劣化と反知性主義
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