作品紹介

天皇になれなかった悲劇の皇子の足跡

母が紀氏出身のため帝位を継げなかった文徳天皇の第一親王。近畿一円に多数存在する伝説の地を綿密に取材してまとめた歴史ロマン

「昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり……」
『伊勢物語』(渚の院)に名の残る親王は、木工職人の「木地師」の祖として全国各地に祀られている。南伊勢町河内の郷社・仙宮神社にまつわる伝説を幼い頃に知った著者が、入魂の取材で親王の人間らしい真の姿を描く。

担当編集者より
「何もない田舎だけど、惟喬親王という立派な方の伝説がある!」著者の植田さんはそう思い、ほぼ半生をかけて取材・調査をしてきたそうです。関連する各地を巡って感じたのは、「ささいなエピソードでも親王の行なった神業ということにされて、親王自身にまったく人間味がない」ということでした。そこで、独自の解釈を加えて、人情味あふれる惟喬親王像をつくりあげたのが本書です。
目次
はじめに――私だけの惟喬親王物語

紫野院にて
小野の宮様
君ヶ畑、木地師の里
伊勢をめざして――取材手記より
仙宮神社にて
伊勢参詣
雲ヶ畑にて
帰雲庵
「大般若経」納経

あとがき――惟喬親王の追っかけ人生
商品情報
書名(カナ) ヘイアンノキコウシコレタカシンノウモノガタリ
ページ数 208ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製カバー装
初版奥付日 2018年09月25日
ISBN 978-4-16-008936-5
Cコード 0093

著者

植田 潔

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く
 

映画・テレビ化情報一覧を見る