作品紹介

ゆかりの地は中須(山口県)、京都、大阪そして伊勢志摩……

母は志摩の医院長夫人、娘は三重県下の病院勤めで、共に医師。故郷や家族、友人との思い出を人情味深く、笑いを交えて綴る随筆集

あんたの故郷はどこ? 私のふる里は山口県です。
私の育った中須村は、市街地から中国山系へ二十キロばかり入り込んだ山峡の村だ。この地、志摩半島に住むようになるまでは、夫の勤務病院の異動のたびに、何度も転々と引っ越した。京都市から福知山市へ、京都府南部の城陽市から滋賀県の彦根市、大阪府西部の池田市から再び滋賀県の大津市、そして大阪市。大阪から現在の志摩半島の町。結婚以来、七回も引っ越したことになる。(「望郷ササユリ」より)

……紀伊半島のかかとのあたりに出っ張っている細い志摩半島の片隅に、ひっそりと、医業を続けている老夫婦(私と夫)や、四人の子供たちを女手ひとつで育児奮闘中の娘がいることに思いを馳せていただければ、こんなにありがたいことはない。(「まえがき」より)

担当編集者より
温和でやさしい雰囲気ながら芯の強さを感じるお母さまと、前向きで毅然としたスタイリッシュさを持つ娘さんのエッセイ集です。二人とも医師として活躍中で、人に対するあたたかさとユーモアに心癒されること間違いなしです。関連する土地のエピソードも興味深く読める一冊です。
目次
Ⅰ 故郷の風景 谷奥扶美
Ⅱ 医師になるまでの歩み 谷奥扶美
Ⅲ かけがえのない人々 谷奥扶美
Ⅳ 医師の娘のひとりごと ハンズリー範江
商品情報
書名(カナ) イシオヤコノトワズガタリ
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2018年11月20日
ISBN 978-4-16-008941-9
Cコード 0095

著者

谷奥 扶美・ハンズリー 範江

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く
 

メディア関係者、図書館の皆様へ

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

http://www.bunshun.co.jp/feedback/

映画・テレビ化情報一覧を見る