書名(カナ) | モクヨウビノタナトス |
---|---|
ページ数 | 264ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2019年05月31日 |
ISBN | 978-4-16-008950-1 |
Cコード | 0093 |
「人の運命は、きっと生まれたときから決まっているのだろう。
でも、いつ死ぬのかわかっていたら、それは死刑執行を待つ死刑囚と同じ心境になってしまう。
いつ死ぬ運命なのかわからないから、私たちは、平然と生きていけるのだろうね」「頭で理解していても、心が納得するまでには時間がかかるのよ。
睦子の心が納得するまで、好きなだけ、杉下先生のことを考えたり、探したりするといいわ。
私たちは、ずっと見守っているから」(本文より)アラフィフの三人、睦子、文子、葉子は、高校時代の同級生。素敵なファッションに身を包み、グルメを楽しみ、美しく輝いていた。しかし、老いはそんな彼女達の背後に当たり前のように待ち構えていた。病気、友の死、親の死、夫の死……。
「老い」と「死」についての深い思索と優しさに満ちた、喪失と再生の物語。
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。