単行本 企画出版

稀世の「時計師」ものがたり 末和海

2,200 (税込)
発売日2020年06月30日
発行文藝春秋企画出版部
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) キセイノトケイシモノガタリ
ページ数 292ページ
判型・造本・装丁 A5判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2020年06月30日
ISBN 978-4-16-008978-5
Cコード 0095
書店在庫
『稀世の「時計師」ものがたり』(末和海)
単行本 企画出版

稀世の「時計師」ものがたり 末和海

2,200 (税込)
発売日2020年06月30日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) キセイノトケイシモノガタリ
ページ数 292ページ
判型・造本・装丁 A5判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2020年06月30日
ISBN 978-4-16-008978-5
Cコード 0095

「時計師として生きる」ということ

2020(令和元)年、91歳を迎えた末和海の人生は、時計、とりわけ機械式時計(メカニカルウォッチ)と共にあった。末の姿勢は、すでに10代で確立されていた。それは、「理論と技能技術の両面から機械式時計のすべてに精通する」ことだった。
日本で初実施の「アメリカ時計学会・公認上級時計師(CMW)認定試験」に、1954(昭和29)年、若干27歳で合格した末は、自身の姿勢を機械式時計に関する高度なアフターメンテナンス、時計メーカーでの斬新な製品開発という「現場」で貫くだけにとどまらず、人材育成の面でも若き後進に多大の影響を与え続けている。その末が、自身の91年に及ぶ人生の道のりをつまびらかにすることで、「今、時計師の存在が必須である」ことの意味を訴える。機械式時計の製作、アフターメンテナンスを志す人、そして機械式時計を「思い出の一品」とする全ユーザー必読の書。

担当編集者より

今年(2020年)、91歳を迎える末さんは、ヴァイタリティに溢れ、常に日本の機械式時計の行く末を考えています。なぜこの時代に機械式時計か、はたまた時計の未来は。その生きてきた半生に、その解答が込められています。

著者

末 和海

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