作品紹介

減食。酷寒。絶望。差別。この世の地獄のすべてが草津の重監房にあった。ハンセン病文学に切り拓かれた新たなる地平。耐え忍び、生きながらえたハンセン病患者の苦闘の半生を彫琢する。

担当編集者より
群馬大学医学部に学び、高崎市で長年、医院を開業されてきた著者の小野垣義男さんは、地元群馬県の草津温泉にハンセン病患者の収容施設があり、国の誤った隔離政策のもと、幾多の人々が収容されてきた史実に、以前から関心を寄せてきました。
なかでも、草津の重監房は、全国各地のハンセン病の施設から規律違反の反抗的な患者が送致されてきたところ。逃亡や栄養不足、収監中の病死など収容先の劣悪さは筆舌に尽くしがたいと小野垣さん。
地元でもあまり知られていない史実を地道に発掘。どなたにも読んでいただけるようにとフィクション仕立てに。
文字通り、入魂の一書です。
目次
ふるさと群馬
父のノートから
初めに
生い立ち
栗生楽泉園逃走
重監房破壊運動
重監房投獄
姉の嫁入り
母の念仏
太陽系
アカシア
同級生
兄からの依頼
牢獄の同胞
雅也の戦い
ペリリュー島
箕輪城
青い鳥を見た
湖畔の宿
アカシアの花
差し入れ
ハンセン病患者の解放を夢見て
終戦
救出
浄土
その後
桐子
結婚
庸子との出会い
商品情報
書名(カナ) アカシアノコエ ハンセンビョウカンジャノジュウカンボウトウゴクキ
ページ数 148ページ
判型・造本・装丁 四六判 並製カバー装
初版奥付日 2022年04月19日
ISBN 978-4-16-009019-4
Cコード 0093

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