著者の佐藤芳也さんが名字研究に打ち込むきっかけは・・・。ゴルフ場からの帰途、千葉県大多喜町で葛藤という地名表示に出会ったことから始まります。以降、名字研究に邁進。名字とは、家系の歴史を語る生き証人であり、人生の通行手形であると悟りました。「お金では買えない貴重な家宝。この世に生を受けた以上、一人の人間として「名字」を命の次に大切にしたいものです」と著者。その名字に注がれた愛情、情熱の賜物が本書です。