作品紹介

なぜ彼は約束どおり谷川岳に向かわなかったのか

八五年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描く力作

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担当編集者より
北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、一人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る——。実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作です。(TN)
商品情報
書名(カナ) クライマーズハイ
ページ数 424ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2003年08月25日
ISBN 978-4-16-322090-1
Cコード 0093

著者

横山 秀夫

1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞寡作に選ばれる。98年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。2000年『動機』で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞する。著書に『半落ち』『顔 FACE』『深追い』『第三の時効』『真相』『陰踏み』『看守眼』『臨場』『出口のない海』『震度0』など。

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