書名(カナ) | チャボトウサギノジケン |
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ページ数 | 224ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判変型 軽装 並製カバーなし |
初版奥付日 | 2012年06月15日 |
ISBN | 978-4-16-381410-0 |
Cコード | 0093 |
小学六年生の蘭太郎が、日直の飼育当番をサボった朝、学校では三羽のチャボが惨殺され大騒ぎになっていた。発見者は 、片目は見えないけれど聴覚の鋭い美少女で、蘭太郎の幼馴染のリコだった。
事件の日の午後、学年の異端児・工藤が、事件はもっとエスカレートするだろうと蘭太郎に告げる。その言葉通り、1週間後今度は二羽のウサギが首と胴体を切り離され、血だまりの小屋の中央に置かれていたのだ。工藤は犯人は身近にいるのではないかと推理する。蘭太郎と工藤は犯人をつきとめようと、夜中の学校に忍び込む計画をたてるのだが――。
270万部の超ベストセラー『もしドラ』の著者、岩崎夏海さんによる、シャーロックホームズのパスティーシュの結構を持ったミステリー『チャボとウサギの事件』。工藤がホームズ、蘭太郎がワトソンとなり、学校の怪事件に挑みます。
いじめや先生による生徒差別、離婚、異常者など現代社会抱える病巣も盛り込みつつ、ユーモラスでさわやかな青春YAミステリーとなりました。
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