書名(カナ) | キタノフジリュウ |
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ページ数 | 232ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2016年07月10日 |
ISBN | 978-4-16-390482-5 |
Cコード | 0093 |
人間力満開の痛快な人生!
横綱まで上りつめて引退した後、親方として千代の富士、北勝海の二人の横綱を育てあげる快挙をなし、さらに相撲協会をはなれてNHKの解説者となってからは、自由奔放にして情のある辛口の解説で、70歳半ばにいたる今も人気の真っ只中に君臨し続ける北の富士。その比類なき人生のこなし方に、作家の村松友視さんが迫ります。
女優の浅丘ルリ子さんも大絶賛で、「粋で華やかで色気がある。私、北の富士流の味方です」として以下のような文章を寄せています。
「北の富士さんは姿の美しい横綱でした。今は解説の歯に衣着せぬ物言いを楽しんでいます。人の美しさは生き方からにじみ出るものでしょうが、村松さんの作品を読んで、北の富士さんの粋や華、心意気や色気の秘密がよくわかりました」
村松さん自身、偶然酒場で出会った北の富士さんと、酒場のコースターにお互いに伝言を書き残して従業員に渡してもらうという、ペンフレンドのような不思議な関係を続けていました。大相撲ファンのみならず、人が鮮やかに生きるとはどういうことか、そのヒントを与えてくれる傑作です。
(前書のようなもの)
第一章 北の富士前夜、北海道のけしき
第二章 私と相撲の遠距離交際
第三章 猛稽古と遊びの方程式
第四章 出世みち三歩進んで二歩下がる
第五章 破門から初優勝への大逆転
第六章 ライバル玉の海との出世競争と熱き 友情
第七章 「夜の帝王」と「ネオン無情」の極 彩色
第八章 横綱時代の万華鏡
第九章 二横綱を育てた名伯楽の奥行き
第十章 北の富士流の試練
第十一章 テレビ解説者の粋、華、情
(後書のようなもの)
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