書名(カナ) | チョクゲキ ホンダケイスケ |
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ページ数 | 320ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2016年11月10日 |
ISBN | 978-4-16-390557-0 |
Cコード | 0095 |
「本田くん、ある意味、それは勝ち逃げだよ」
気鋭のスポーツライターが投げかけた一言からすべては始まった――。
2010年南アフリカW杯で衝撃な2得点を挙げ、ベスト16の立役者になった
本田圭佑は、大会終了後、突然口を閉ざした。取材オファーをすべて断
り、孤高の道をゆかんとするサッカー日本代表のエースに気鋭のスポー
ツライター・木崎伸也が立ち向かう。モスクワ、バルセロナ、ミラノ、
ブラジル……アポなしの独占直撃取材で引き出した本田圭佑の本音。足
掛け7年、28回にわたる真剣勝負の対話から浮かび上がる型破りの哲学。
これは、知られざる本田圭佑の人物像であり、ひとりのアスリートに迫
っていくジャーナリストの試行錯誤の物語である。
【W杯を語らない本当の理由】
「カッコいい感じやなと思ったら、オレはしゃべるし。
ダサいなと思うときにはしゃべらへんし。シンプルですよ」
【初めて明かしたW杯後の真実】
「1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。
僕はその味をしめてしまったんですよ」
【アジアカップ優勝&MVP直後の本音】
「自分の器用さが嫌なんですよ。
それだと成長スピードも、のびしろも、日本人の枠に収まってしまう」
【非エリートの思考法】
「安定って言葉は、これまで生きてきてあまり使ったことがないし、
聞いたこともないですね。僕の辞書にない言葉です」
【ガチンコ勝負のコミュニケーション論】
「人間関係を大事にするなら、本音を言わないとあかん。
むしろ本音を言わない人は、逆に人間関係を大事にしていないように思える」
【それでも世界一を目指す覚悟】
「下馬評どおり、案の定ブラジルに負けて。
なんか嬉しくなる気持ちわからへんかな?
簡単に勝てたら、この先おもしくなくなるやん、みたいな」
【コンフェデ杯3戦全敗後の告白】
「自信の差がそのまんまイコール格になる。
負けられないというプライドが、相手を打ち負かす力になる」
【奇跡を起こす壮大なる計画】
「波乱を巻き起こすには、勘違いを芽生えさせなければいけない。
それができるという期待を、僕は自分自身にしているんです」
【名門ACミランへの挑戦】
「移籍までに時間はかかりましたが、必然だった。
2年前の僕では、重圧を乗り越えられたかわからない」
【ミランでの葛藤】
「今のチームは“普通”のタイプがいない。
だからこそ普通でいること自体が差別化になるというかね。
それが自分の付加価値になり得る」
【ブラジルW杯 存在証明】
「世界一のための作業が過去4年間、間違っていたのであれば、
正解は何なのか。それをもう一度、一から見つけたい」
【開幕直前の生存競争】
「もし自分のスタイルを貫くのであれば、移籍を視野に入れた方がいい」
【逆境の胸中】
「俺は多分、何かを守ろうとしている人間と根本的に思考が違う。
おもしろいか、おもしろくないか。おもしろいやんとなったら、
評価がズタボロになってもやる」
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