書名(カナ) | ハクホウデン |
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ページ数 | 384ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2018年01月25日 |
ISBN | 978-4-16-390788-8 |
Cコード | 0095 |
今一番白鵬を知る著者の自信作!
白鵬が語る、土俵の真実。
「私は幸せだろうか」の真意とは。
一人の男が、9年(いずれも年間最多勝)もの長きに渡って、国技の頂点に君臨し続けたという事実――。
日馬富士の暴行事件に端を発し、以降マスコミのターゲットとなってしまった横綱・白鵬。2017年九州場所であげた優勝40回の偉業を誰が評してくれたか。本書を読めば、これまで白鵬が何を考え、何と向き合い、何を求めてきたのかがありありと分かる。それを知れば、必要以上に彼を責めるようなことは出来なくなるだろう。彼の言動や行動にある背景も理解できるはずだ。
8年をかけて100時間余りのインタビューを重ねてきた、元日経新聞社会部の記者、朝田武藏氏。その取材から、白鵬の人生を彩る3つの歴史的舞台を本書にまとめた。
Ⅰ 不滅と言われた優勝記録32回を、白鵬が超えるに至る『大鵬越え伝説』。
Ⅱ 相撲の神様、双葉山の69連勝に、白鵬が挑み、あと一歩という場面で、稀勢の里に敗北した『未完の伝説』。
Ⅲ 30歳を過ぎた白鵬が、受難の2年間を乗り越え、通算勝利記録を更新した『1048勝伝説』。
Ⅰ大鵬越え「心技体。8割は心である」2014年夏場所―2015年春場所
第1章 大局観その壱「自分に打ち勝つという事」
第2章 2015年春、最強の証明。「今が一番強い」
第3章 大局観その壱「こころを真ん中に置くという事」
第4章 大局観その壱「最前を図り、最悪に備えるという事」
第5章 大局観その壱「一番の敵は自分であるという事」
Ⅱ慟哭、稀勢の里戦「これが負けか」2010年初場所―2010年九州場所
第1章 大局観その壱「最強の夢、未完の夢、終わらぬ夢」
第2章 大局観その壱「柔らかさは力に勝り、柔らかさは速さに勝つ」
第3章 11・15、敗北。「平成の連勝記録が止まった日」
第4章 大局観その壱「忘れる努力、開き直る努力、運に勝つ努力」
Ⅲ「甦る野性」苦悩の果てに……
第1章 大局観その壱「自分を追い込むという事」2015年夏場所―2017年夏場所
第2章 1048、復活。「灼熱の15日間」2017年名古屋場所
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